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障がいのある娘と一緒に体験!EXPO 2025 大阪・関西万博|夢洲で出会った感動と興奮のアメリカ館レポート

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つづきです。

【障がい児と行く大阪・関西万博2025】

アメリカ館(アメリカパビリオン)で未来と夢を体感!

こんにちは。今回は大阪・関西万博2025の中でも特に注目を集める「アメリカ館(アメリカパビリオン)」の体験レポートを、障がい児を連れて訪れた家族目線でお届けしたいと思います。

昼間に一度諦めたけれど、やっぱりこれは外せない!

フランス館やアイルランド館を巡って満足感に浸っていたのも束の間。やはり万博の目玉の一つである「アメリカ館」には入っておかないと後悔する──そんな思いから、再チャレンジすることに。

アメリカ館 アメリカパビリオン

待ち時間は約2時間。体力的にはなかなかキツいけど、スタッフさんもこまめに巡回していたので、障がい児連れの私たちにとっても無理なく並ぶことができました。

娘は途中で疲れてしまい、持参した軽量の折りたたみイスに座って休憩。

いよいよ入場!アメリカらしさ満点の演出にワクワク

アメリカ館は、フランス館のように全員で一緒に移動する形式ではなく、アイルランド館のようにグループでまとまって入場し、時間をかけて見て回るスタイル。その分、ひとつひとつの展示にしっかりと時間をかけて体験できるのが魅力です。

それではアメリカ館 アメリカパビリオンを堪能しましょう。

職業研修プログラム

アメリカのさまざまな文化や価値観を象徴する写真パネルや映像が展示されており、まずはアメリカという国の多様性とダイナミズムに触れるところからスタートします。

職業研修プログラムでは、アメリカの教育制度や政府主導の職業訓練制度、そして民間企業と連携した人材育成の取り組みについて紹介されていました。

大都市紹介シアターで旅気分

次に案内されたのは、巨大なスクリーンが設置された映像ルーム。ここではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ワシントンD.C.など、アメリカの主要都市の魅力を紹介するダイナミックな映像が流れます。

映像は4K以上の高解像度で、ドローン撮影を駆使した空撮映像はまるでその場にいるような臨場感。タイムズスクエアの喧騒、セントラルパークの緑、ラスベガスのネオン、グランドキャニオンの雄大な風景──娘も思わず口を開けて見入っていました。

そして、何より感動したのは、日本の誇り、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が登場したシーン!

大画面で流れる彼のホームランシーンには、会場からどよめきと拍手が起きるほどの盛り上がり。娘も嬉しそう。日本人として誇らしいです。

NASAゾーンで宇宙体験

お次は、アメリカが誇る宇宙開発機関NASAの展示ゾーンへ。

ここでは「アルテミス計画」をテーマにしたコーナーが設けられており、ロケットの実物大模型、宇宙服の展示、そして何より圧巻だったのが、ロケット打ち上げの疑似体験シアターです。

部屋に入ると、まるで発射基地の管制センターにいるかのようなセットが広がり、照明や音響、座席の振動など五感をフルに使ってロケット打ち上げの臨場感を体験できます。

轟音と共に打ち上がるロケットの映像に、娘は驚いた表情。でも怖がることなく、最後までしっかりと見ていました。スピード感ある演出は、大人でも鳥肌ものです。

55年ぶりに大阪に帰ってきた"月の石"

NASAゾーンの一角には、かつて1970年の大阪万博で展示され話題となった「月の石」も展示されていました。

ガラスケースに入っており、やや小ぶりで一見するとただの石……?でも、その背景を知ると重みが違いますよね。

この展示の前では、多くの方が記念撮影をしていました。私たちも記念の1枚をパシャリ。娘は石に特別な感情はなかったようですが(笑)、それも含めて楽しい思い出です。

 

それでは、アメリカ館 アメリカパビリオンはこれで終了しました。

アメリカ館 アメリカパビリオンを出ると、そこには薄暮の世界

2時間以上並んで、たっぷり1時間アメリカ館を堪能して外に出ると、すでに日は傾き、空は群青色へと変わっていました。

会場全体がライトアップを始め、特に大屋根リングが幻想的に浮かび上がる光景は息をのむほどの美しさ。万博の一日は本当にあっという間です。

アメリカ館の総合的な感想としては、「未来」と「夢」と「可能性」を体感できる素晴らしい空間でした。エンタメ性と学び、インスピレーションの融合がとても心に残りました。

障がいのある娘を連れての訪問でしたが、スタッフの対応も親切で、施設もバリアフリー設計がしっかりしており、不安なく楽しめました。

これから訪問を検討されている方へ──

アメリカ館は本当に人気のパビリオンです。できる限り早い時間帯に並ぶ覚悟を持って臨むのがポイント。

 

 

EXPO 2025 大阪・関西万博 2025年日本国際博覧会

大阪市此花区夢洲1-1

www.expo2025.or.jp 

 

EXPO 2025 大阪・関西万博 2025年日本国際博覧会 入場料金

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EXPO 2025 大阪・関西万博 2025年日本国際博覧会 バリアフリーについて

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大阪・関西万博2025|介助が必要な方への会場サポートについて

大阪・関西万博では、介助が必要な方に向けた会場サポートを実施しています。介護有資格者と研修を受けたボランティア2名が対応し、安心して万博を楽しんでいただけるようサポートいたします。

主な支援内容は、車いす移動サポート(押し手がいない、または不足している方対象)と、視覚障がい者の移動サポートです。また、これらの方々への付き添い・見守りサービスも提供し、万博会場内での安全で快適な時間をお手伝いします。

サポート実施日は、6月・7月・8月にそれぞれ数日設定されており、利用時間は10:00~18:00(最大8時間)です。集合は利用開始の30分前。申込締切は来場日の2週間前で、定員に達し次第受付終了となります。なお、当事者(同行者除く)には万博チケットが提供されます。

安心のサポート体制で、誰もが楽しめる万博体験を。

また、休憩用の軽いイスや飲み物を持っていくと、子ども連れでも安心して待機できます。障がい児連れのご家庭にも、十分楽しめる設備と工夫が施されていますよ。

おしまい。

 

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